ママトレ 〜Mommy Training〜

育児は育自!ママ業、仕事、フィットネス、ダイエットetc... 育児を通して、ママとしての自己トレーニング過程を綴っていきます。

母乳育児の心得 〜母乳外来の利用をおすすめします!〜

こんにちは、ママトレです!

 

現在、私は生後7ヶ月の娘を完母で育てています。

生後6ヶ月から離乳食も始めていますが、まだ1回食ですしメインの栄養補給は母乳からの時期です。

 

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授乳って、出産するまでは何てことない、ただおっぱいを吸わせていればいいんでしょ?くらいに思ってました。 

ところがどっこい!

実際の授乳は、大変な重労働でした(;´Д`)

おそらく私の育児ヒストリーの中で授乳が一番産前と産後でイメージが全く違ったものだと思います。

 

出ない、痛い、出過ぎる、詰まる、腫れる、張る、固まる、切れる・・・・

特に一人目の時はトラブルのオンパレードで、かなり精神的にも消耗しました。

 

切り傷などの外傷の痛みがあるだけでなく、根本原因が血管で作られている母乳のため腹痛や頭痛のような辛さもあり、身体の内側と外側の両方からダメージが与えられるので、痛む部分の面積が小さいわりにやたら身体に堪えるのです。

 

特に一番辛いのが乳腺炎や白斑などの母乳の詰まり!

痛みはもちろん、不快感が半端ないのでテンションはガタ落ち・・・

 

しかし授乳しないと更に悪化するため痛みと不快感に耐えつつ、いつ治るのか分からない不安を抱えて授乳するものの、授乳するほど乳房に溜まっていく母乳と痛み・・・

 

お母さんの体質や赤ちゃんの飲み方によっておっぱいトラブルが起きやすい人とそうでない人がいると思いますが、今回は私がおっぱいトラブルから学んだ母乳育児の心得をお伝えします!

 

 

①出産前に最寄りの母乳育児相談先を見つけておくべし!

これは心からおすすめします!

出産する産院に母乳外来がある方はそこに通えばいいと思われるかもしれませんが、全ての助産師さんが母乳マッサージに特化しているわけではないですし、産科の助産師さんは分娩や産後の管理をメインに勤務していらっしゃるので、基本的な母乳マッサージやアドバイスの知識はあっても、詰まりやしこりを完全に取り除くような手技は持ち合わせていない場合があります。

 

実際、私の産院も入院中に母乳のつまりや張りをほぐすような母乳マッサージをしてくれた助産師さんは特定の2名のみ、退院後の母乳外来は他の助産師さんが担当されていたのでマッサージの質はいまいちで、乳腺炎一歩手前で苦しかったにも関わらず詰まりが解消することはありませんでした。

 

なので結局最寄りの母乳マッサージが受けられる助産院を探すことにしたのですが、助産院って協会などには所属していても個人で開業されている方が多いのでホームページの情報が古かったり、場所が駅から遠かったり(自宅でやってる方がほとんどなので)、電話予約のみだったりと、乳飲み子を抱えながら一番最適な助産院を見つけ出して予約するまでのハードルがかなり高く苦労しました。

 

しかも多くの場合、駅チカの助産院はどこも混んでいて予約がすでに埋まっており、痛いから今すぐ診てほしいと思っても3日待ちなんていうのがほとんど。

それも電話してみないと空き状況も分からないので、最寄りの数カ所に電話して様子を聞いてかけ直して・・・

 

なんてやってるうちに赤ちゃんが泣き出す→余計にストレス!→心が折れる、の悪循環😵

 

なので、出産後に母乳が出ようが出まいが関係なく、いつ何が起きるか分からないので妊娠中に最寄りの母乳マッサージに特化した助産院を2つほどピックアップしておくことを強くおすすめします!

助産師さんとの相性や、混み具合なども考慮して1つだけでなく2つ以上見つけておくことをおすすめします。)

 

中でもネットで空き状況の確認や予約が出来るところがベストです。

日程はもちろん、空き時間が先に分かれば赤ちゃんの生活リズムに合わせて比較的機嫌が良い時間帯に予約することができるのでかなり安心。

また余裕があれば出産前に実際に場所を確認しに行ければ完璧です。

 

赤ちゃんを連れて、痛むおっぱいを抱えながら、知らない場所に初めて行くってそれだけで重労働です。

できれば事前にシュミレーションしておきましょう。

 

 

②産後すぐに1回目の母乳マッサージの予約を入れておく!

これは特に初産の方におすすめしますが、2人目以降の方にもおすすめです。

 

自分の母乳が出てるのか?赤ちゃんがしっかり飲めてるのか?って自分では分からず、特に新生児期は体重の増え方なども常に心配ですよね。

 

ネットで調べても情報が多すぎて何が正しいのか分からないし、産院でも助産師さんによって言うことが違ったりして混乱しがちです。

また母乳の出方や赤ちゃんの飲み方には個性があるので、自分の状況とぴったり一致するような情報は基本的にネットには存在しないと思った方が良いです!

私も1人目の母乳トラブルでかなりの時間をネットに費やしましたが、ほぼ解決しませんでした。(泣)

 

 

そこで痛みや詰まりがなくても産後2〜3週間後に母乳マッサージを予約しておけば、自分のおっぱいコンディションをプロに確認してもらえますし、赤ちゃんの飲み方をみてもらったり、体重測定もしてもらえます。

大概の方は産後3ヶ月くらいまでは乳腺がしっかり開通せず母乳の出方が安定しないので開通を促すマッサージや、自分や赤ちゃんのタイプにあった授乳方法のアドバイスをもらえます。

 

不眠不休の育児で十分辛いなか色々悩んでネットで調べるよりも、一度プロに見てもらうだけでかなり安心できますし、マッサージで肩周りや胸もすっきりするのでリラックスでき気分転換にもなります。

 

また、2人目以降の方も上の子のお世話と赤ちゃんのお世話で忙しくしていると、自分の身体のケアに手が回らず、気がついたらしこりや痛みが・・・!なんて可能性が高いです。

 

突然のトラブルに対処するよりも、時間の余裕があるタイミングを見計らってメンテナンスがてら数ヶ月に一回マッサージに通うようにしておいた方が結果的に精神的にも肉体的にも楽になれます。

私も1人目の時に何度も突然の痛みに苦しめられたので、2人目は産後10日目にさっそく受診し、その後も3ヶ月に1回くらいは様子を見てもらうようにしています。

自分では気づかなかった乳腺炎予備軍の詰まりがあったりする事もあるので、予防目的でメンテナンスしていて、今回はほぼトラブルゼロでこれています!💪

 

 

③身体を温める!

私の場合、母乳トラブルの一番の原因は冷えと肩まわりの凝りです。

これらが続くと詰まりができやすいのですが、それらの根本的な要因となっているのがストレス!

寝不足、イライラ、長時間の抱っこ、授乳姿勢など、精神的/肉体的ストレスが重なると分かりやすく母乳が詰まりました。

 

でもストレスが身体に悪いのが分かっていてもストレスを解消する暇もないくらい産後は忙しいですし、寝る時間を確保したり、抱っこの時間を減らすのも容易ではありません。

むしろリラックスしようと思えば思うぼど、自分がいかにストレスを感じているかを実感してしまう悪循環・・・(泣笑)

 

では、そもそもストレスがなぜ身体に悪いのか??

ストレスによって自律神経が乱れると交感神経ばかりが優位になり、それによって筋肉が硬直し、血管が収縮してしまいます。

すると血液の流れが悪くなり、結果として手足の冷えや肩こりなどの不調はもちろん、臓器の働きにも悪影響を与えてだるさや不眠などを招くことになるのです。

つまり、交感神経が優位になっている状態から意識的に副交感神経が優位になるように切り替えてあげることで身体をリラックスさせてあげれば、それらの症状も軽減できるということです。

 

ちなみに自律神経を整える方法を調べると「早寝早起き」「バランスの良い食事」「適度な運動」など、育児に追われるママからしたら「それが出来ないから困ってるんじゃ!」という事ばかりが書かれていますが、唯一忙しいママでも取り入れやすいのが「身体を温める」こと!

身体を温めることで血管が広がり血液の循環を促し、心身をリラックス状態にシフトすることが出来るのです。

 

また、そもそも母乳は血液なので、血管の流れをスムーズにすることは母乳育児をスムーズにすることとダイレクトに直結します。

さらに血液の流れが良くなり筋肉の収縮が弱まれば、長時間の抱っこや授乳から起こる肩こりや腰痛も軽減されて気持ちもラクになりやすくなります。

 

バタバタしていてゆっくりお風呂に入るのは難しくても、意識的に温かい飲み物を飲んだり、常に靴下を履くよう心がけたり、いつもより一枚多めに羽織るなどを心がけると私自身も母乳トラブルが軽減したように感じますので、ぜひ試してみてください。

あ、あと深呼吸も手軽に緊張を和らげることが出来るのでおすすめです♫

 

〜〜〜

 

今回は以上になりますが、最後に一点。

今回は母乳育児について書きましたが、別にミルクを否定しているわけでは決してありません。

 

私も最初の数ヶ月はミルクとの混合の時期もありましたし、産院でも産後すぐからミルクを与えてもらっていました。

赤ちゃんによってミルクの好き嫌いもありますし、何よりもお母さんが一番ストレスのない方法で育児をすること、そしてミルクでも母乳でも、お母さんが笑顔で与えてあげられることが一番だと思っています。

 

それでは、全てのママが今日も笑顔でありますように!

1人目の産後は鬱だった?のんびり子育てのススメ

こんにちは、ママトレです!

 

最近、周りの知人の妊娠&出産ラッシュが続いています👶

 

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おめでたい話を聞くと自分の事の様に嬉しい反面、私は3人目は考えていないので「もう自分が妊婦さんになることはないんだなぁ・・」と少し寂しくもあります。

 

妊娠中ってその時は心身ともに大変で早く産まれてほしい!って思うけれども、いざ産まれてしまうと文字通り身体が空っぽになったようで悲しくなりませんか?

 

私はとくに1人目の産後は妊婦さんを街で見かける度に大きなお腹が羨ましくて、1年くらいずっと強い妊娠願望がありました。

ただ、それは子供が欲しいというよりただ妊婦に戻りたいという気持ちで、今思えば育児の大変さから来る現実逃避のようなものだったのかなと思います。

 

と言うのも、一人目の妊娠ってどうしても『出産』がゴールになってしまい、産後に燃え尽き症候群のようになってしまいがちだと思うんです。

私は確実にそうでした。

 

人生初の妊娠は、当たり前ですが始めての連続で知らないことだらけ。

お腹の中の赤ちゃんを無事に育てることと、母体の健康管理に集中するあまり、赤ちゃんを産み落とすことが妊娠中の一番の目標になっていました。

 

もちろん産まれてからが本当のスタートであることは頭では分かっているけれども、妊娠〜出産があまりにも壮大なイベント過ぎてその後のことまでイメージする余裕がないという感覚でした。

 

また妊娠中って身体は辛いけれども一人目だとまだ子供がいないから自分のケアに集中できるし、旦那さんや親、周りの人が皆んな優しく労ってくれます。

皆んなに守られながら産まれてくる赤ちゃんはどんな子だろう?と想いを巡らせる・・・✨

そんな幸せな日々が10ヶ月ほど続きます。

 

で、いざ出産すると息つく間もなく365日24時間のママ業が突然スタートします。

 

妊娠中は妊婦である自分自身のケアが最優先だった生活から一変し、有無を言わさず赤ちゃん優先=自分の時間はゼロの日々が始まります。

また妊婦中は産婦人科での検診が定期的にあり第三者からのフォローがありますが、母親になった途端それもなくなり突然全てを1人で行わないといけなくなります。

 

日中はほぼ赤ちゃんと2人きり。

育児も分からない事だらけでスマホで検索しては自分の子と同じエピソードを探し続ける毎日。

首は座った?寝返りした?離乳食はちゃんと食べる?ハイハイするのが遅い?

 

何が正解なのか分からないまま、自分はちゃんと育児が出来ているのか?と不安を感じながらも立ち止まる暇もなく、疲れや不安やストレスに気が付かないふりをして、毎日必死に赤ちゃんと向き合う。

 

私は毎日時計を見ながら「あー、やっと16時だ。早くパパ帰って来ないかな・・・」などど、朝からずっと一日が終わるのをカウントダウンしていました。

しかし、いくらカウントダウンしても夜になれば終わりが来るわけでもなく、夜泣きや授乳は深夜まで続き、ろくに寝れないまま気がつけばまた朝がきてカウントダウンの始まりです。

 

赤ちゃんは可愛い。

子供の成長は嬉しい。

私は大丈夫、ちゃんと出来る。。

 

そんな風に感じながら毎日過ごしてました。

今振り返ると寝不足と精神疲労で若干産後うつになっていたんだなと思います。

 

でも、当時の自分はそれが普通だと思っていたし、辛いのは全てのママが同じで自分だけではない、だから頑張らないといけないと思っていました。

 

ただ、振り返ると上の子を産んでから1歳になるくらいまでの記憶があまりないのと、我が子を「可愛い」と手放しに心から思えたことが少なかったことに気が付きました。

 

もちろん可愛い瞬間はたくさんあって写真なども撮っていましたが、それ以上に小さな命を守らなくてはいけないという緊張や、孤独、辛さが勝り、可愛さを味わうような余裕は微塵もなかった様に思います。

 

それよりも、

「あれをしないと・・・」や、

「まだこれもやっていない・・・」など、

やるべきタスクと、それが全てこなせない無力感ばかりに気がいっていました。

 

今思えば、どれもそんなに大事なことではないのですが、当時は自分の自由時間がなくなった生活環境に上手く対応できず、やりたいこととやるべきことのバランスを上手く取ることができずに自分を苦しめていたように思います。

 

もし今、同時の私と同じ様なママがいたら少しでも助けになりたいと思い、今回は当時の自分に必要だったなと思うことをまとめてみました💁

気休め程度に参考にしていただけると嬉しいです。

 

 

①睡眠は命綱。母としてのプライドを捨ててでも睡眠時間を確保すべし!

2人目の妊娠で一番不安だったのが、「また夜泣きで眠れない日々が続くのか・・」という事でした。

それぐらい1人目は全く寝ない子で、毎日の寝かしつけが辛かったことが育児の記憶の半分以上を占めています。

授乳をすれば寝るのですが、身体から離すと起きてしまって抱っこしても寝ない。

添い乳で寝たいけど、何故か添い乳をすると決まって白斑ができてしまい乳腺炎になるためそれも駄目。

 

挙げ句の果てには、やっと寝たと思い部屋から出ようとすると、私の膝の関節がなった音で起きる始末!

 

昼寝は15分続けば良い方で、少しでも物音や人の気配がすると起きてしまう子だったため我が家はゴースト・ハウスの如く一日中静かで、テレビも常にミュートにしたまま字幕で観ていました。

私はいつ寝ていたのか、記憶がありません。

 

睡眠は人間の三大欲求の一つです。ここが狂うと本当に全てが狂います。

私は実際に精神が崩壊しました。(泣笑)

 

イライラが止まらず常に神経が休まらない毎日で、主人に当たり散らし、食欲も乱れて過食気味になりました。

また自律神経の乱れのせいで眠いのに寝れなくなってしまい、さらに寝不足とイライラが加速。

ベッドに入って寝ようと思えば思うほど眠れず、隣でいびきをかいて寝ている旦那に殺意に似た嫉妬心を感じていると息子が泣き出す・・・という負のスパイラルでした。

 

昼は昼で、息子が寝たら「今のうちにご飯を作らなきゃ!」と家事に追われ、やっと家事が一息つきそうというタイミングで息子が起きるという感じで、結局自分が休む暇はほぼゼロ。

生き地獄かと思いましたよ、本当に。

 

世の中のママ様、赤ちゃんが寝た時がママの寝る時です!

これは「ママも寝てもいい」ではなく、「ママも絶対に寝なくてはいけない」くらいのマインドセットでいるべきです。

でないと真面目なママは一生寝ないでしょう。

 

どうしても寝れない場合はしょうがなく家事をする、くらいで十分です。

とりあえず寝ましょう。

 

起きているとやらなきゃいけない事で頭がいっぱいになってしまうので、一秒でも早く寝て下さい。

寝て後悔することはありません。

私が保証します!

 

少しでも寝れればスッキリして、また少し笑顔で抱っこを頑張れます。

お母さんがご機嫌だと赤ちゃんもご機嫌です。

お母さんのエネルギー源となる睡眠は赤ちゃんや家族への投資だと思い、最優先で確保していきましょう!

 

  

②やれる事をあえてやらない勇気を持て!

家事に終わりはありません。

やらなきゃいけない仕事はやればやるほど次から次へと出てきます。

食事一つにしても献立を考えて、買い物へ行き、下ごしらえをし、料理を作って出し、片付けて、食器を洗って、食器棚に戻して・・・何時間かかるねん!って話です。

 

真面目なママは全てをこなそうとすると思いますが、そこであえてやらない勇気を持てるかどうかが、育児を楽しめるか否かの運命を左右する分かれ道となります。

 

もちろん、やろうと思えばできるのです。

世の中のママ達は基本的に真面目なので、家族のため、母乳の栄養のため、食費節約のためと、しっかり自炊をしようとします。

そして出来てしまいます。

なので「出来るからやろう」と思います。

 

でも、そこにあえて「やらない」という選択肢を入れることを強くおすすめします!

毎回やらないと罪悪感があるけども、今までの6〜7割やる程度にして、余った分のエネルギーを体力の回復と自分のための時間に費やすのです。

すると、思ったより生活に支障がないうえに、ママの気持ちと体力にはかなり余裕が生まれてグッと生活が楽になります🙌

たかが自炊、されど自炊です。

上記に書いた通り、台所で料理するだけが自炊ではなく、付随する作業が沢山あるのです。

 

掃除もそうです。

もちろん掃除機を毎日かけた方が衛生的かもしれません。

でも掃除するにはまず部屋を片付けて・・・とやり始めるうちに何だか家中全てが片付いてないような気がしてきて、「ここが汚い。あっちがゴチャゴチャしている。」と至るところが目につきはじめ、掃除だけのはずが、気がつけば片付けが出来ない自分を責め始めている・・・という負のループにハマる危険すら潜んでいます。

 

 なので、「ご飯作れる、けども今日はあえて作らない!」という日や「掃除機をかける時間はある、けども今日はあえてかけない!」という日を作るのです。

 

その分余った時間は「次いつ美容院に行こうかな?」と考える時間にあてたり、好きな動画を観たり、いつもより少しゆっくり生活する時間にあてる。

 

そのようにエネルギーを外に放出するのではなく、自分の内側にエネルギーを向けるように切り替えてあげるだけで、一日の身体の疲れ方が全然違いますよ。

ぜひ試してみて下さい。

 

 

③ママが1人になりたいと思うのは悪いことではない!

私は産前産後は育休中だったので、「赤ちゃんのお世話をするのが今の私の役目。だからパパにもっと手伝って欲しいと思うのは間違っている。」と感じていました。

育児をする為に時間をもらっている身なんだから子供をおいて出かけたいと思うのは仕事放棄のようで申し訳なく思っていたのですが、それって全然違います。

 

育休って、ママのためじゃなくて赤ちゃんの為にあるんだと思うんです。

赤ちゃんがママと一緒にいれるように出来るのであればお仕事はお休みしてあげて下さい、という事です。

 

というのも、出生〜幼少期の育児で1番大事なのは愛着形成と言われています。

ママが赤ちゃんに愛情を感じて接する事で愛情ホルモンと呼ばれるオキシトシンが分泌され、授乳やスキンシップなどを通じて赤ちゃんに愛情が伝わり、ママに信頼や愛着を持つようになります。

これにより赤ちゃんは人を信頼したり、自分を受け止めてもらえることを学び、自己肯定感を高めていきます。

 

しかし、ママがストレス過多や疲れているとオキシトシンの分泌が減ってしまい、赤ちゃんに愛情が上手く伝わらず愛着形成に支障がでる事が分かっているそうです。

つまり、ママが疲れた身体に鞭を打って一生懸命スキンシップをとったり授乳をしても、赤ちゃんに愛情が効率良く伝わらないのです。

 

なので、ママが疲れたら休憩してもいいんです。

いや、むしろすべきです!

 

赤ちゃんだってママと四六時中一緒にいたら飽きてしまいます。(笑)

パパや、おじいちゃん、おばあちゃんと一緒に遊ぶのだって大事な刺激です。

皆んなからそれぞれ違う形の愛情を沢山受け取るのは赤ちゃんの大事な仕事の一つです。

 

なので、疲れて子供を可愛がる余裕がなくなってきたら、潔く他の人に任せて代わりに愛情を沢山注いでもらいましょう。

 

その間、ママは自分自身に愛情を注いで愛情ホルモンをチャージするのです。

①でも言った通り、お母さんのエネルギーチャージは家族への投資なので、ここでも惜しむことなく最優先で自分を労っていきましょう!

 

 

④赤ちゃんが泣いても全然大丈夫!

赤ちゃんの泣き声ってすごく耳障りですよね。

お母さんが気がつく様にワザと不快に感じる周波数で泣く等と言いますが、そんな事しなくても気付きますからホント辞めて下さい!って感じです。(笑)

 

私は泣き声そのものよりも、泣かれると自分が責められているように感じて辛かったです。

赤ちゃんが泣くと子守に手が回ってない現状を突きつけられているようで、「泣いてるから早く相手をしてあげなきゃいけないけど掃除も洗濯もやらなきゃ…」とストレスを感じてました。

 

しかし、とある育児相談のネット記事で「赤ちゃんが泣いてお昼ご飯を食べる暇もないんです・・・」と悩むママに対して小児科の先生が、「赤ちゃんが泣いてる時は赤ちゃんが100%生きてる証拠だから安心してゆっくりご飯を食べて下さい!」って返事をしていて、目から鱗!!

それからは別に赤ちゃんが泣いててもいいんだってすごく楽になりました!

 

2人目育児中の今は、下の子をベビーベッドに置いてモニターをつけながら上の子とお風呂に入ったりもしますが基本的に泣いてても放置です。

事故で泣いていないか確認する為にモニターは見ますが、ただ泣いてるだけであれば安心してそのままお風呂続行です。笑

逆に泣いてない方が心配になるんですよね。

まさか窒息とかしてるんじゃないか?とハラハラしてしまいます。

 

むしろ泣き始めたら「泣いてるうちに音がうるさい掃除機や食器洗いもやっておこう!」みたいな思考回路なので、1人目と違って家事がグングンはかどる。(笑)

まあ、正直なところ今は上の子のご飯やお世話がある分、家事をガンガンこなさないと生活が回らないだけでもありますが。。

 

もちろん長時間泣いたままの赤ちゃんを放置するのは可哀想ですが、「今行くよ〜!ママここにいるよ〜!」等と声がけしてあげながら少し泣かせておくのはほぼ問題ありません。

 

赤ちゃんも大声で泣くことで体力や肺機能を高めていくそうなので、成長の為のトレーニングタイムだとポジティブに捉えてのんびりいきましょう!

 

〜〜〜〜〜

 

今回は以上です。

 

基本的に女性は男性よりも物事に対して罪悪感を感じやすいと言われています。

 

毎日十分過ぎるほどママは頑張っているのに、赤ちゃんが泣いたり家事が滞るだけで「ダメな母親だな」と自分を責めてしまいがちですが、まずは育児そのものに向き合っている自分を褒めてあげるところからはじめましょう。

 

出来ない事よりも、やってる事や出来た事に目を向けて、自分のケアを1番大切にしながら、赤ちゃんとの生活を全てのママ達が楽しく送っていけますように♫

 

それではまた!

 

3歳児のイヤイヤが辛い件について・・・

こんにちは、ママトレです!

 

私は現在3歳の長男と0歳の長女の育児の真っ最中です。

 

街で授乳中の赤ちゃんを抱っこしていると、

「ママ、夜しっかり寝れなくて大変でしょ?」

「大変だろうけど今が一番可愛い時期よね〜」

など、0歳児のお世話について労いの言葉もいただくことが多いのですが、笑顔で「そうですね〜。大変ですけど可愛いですね〜!」などと答えながら心の中では・・・

 

「いえいえ、この子のお世話は全く大変じゃないです!

 

本当に大変なのはコッチの手を繋いでいる3歳児です❗❗」

 

と叫んでおります。(笑)

 

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長女は本当に手のかからない子で、神の申し子かと思うくらい育てやすいです。

夜は眠くなると泣きながらも勝手に寝るので寝かしつけをしたことは生まれてから数回しかなく、生後2ヶ月からは5時間以上まとめて寝るのはザラ。

もし夜中に起きても授乳してベッドに置けばまた勝手に寝ます。

 

お出かけ中もご機嫌、眠くなれば寝る。

日中家にいる時は飽きたりお腹空いたりで泣きはしますが、基本抱っこすれば泣き止むので「なんで泣いてるのよ〜💦」なんて困ることはありません。

はい、我が子ながらなのです。(笑)

 

ただ、もしこの子が1人目の子だったら私は子育てをなめていたと思います。

「なんだ、聞いてたより全然楽じゃん〜!」と。

私がこの子を神と呼べるのは上の子の苦行の様な育児を体験してきたからです。

マジで、マジで辛かった!いや、今も辛い。(苦笑)

 

上の子は生まれた時からエネルギーの塊みたいな子で、良く言えば生命力に溢れているのでしょうが、とにかく好奇心旺盛で、神経質で、疲れない、そして寝ない子です。😨

 

それは3歳半の今も変わらずで、今はここに「お喋りが止まらない」が加わりさらにパワーアップ。

赤ちゃん期は体力と根性さえあればなんとか対応できたのが、今は彼が起きている間はずっと話しかけてくるので母の脳みそは夕飯頃には完全に思考停止状態。

おばあちゃんみたいに「あれよ、あれ。あれだからよ。」と、意味の分からない返事をしては「あれって何が???ねぇ何???」とさらに詰められる始末です。(笑)

 

また2歳で一度は落ち着いたイヤイヤ期がここに来て再来!😨

こちらも2歳の時はイヤイヤと泣くだけだったのが、今は言葉を加えてガッツリ自己主張とともに対抗してきます。

これが結構辛いんです。

 

「子供のイヤイヤなんで『はい、は〜い』と聞き流しておけばいいじゃない」と思われると思いますが、やはり人間なので言葉を聞くと脳や気持ちが反応しますし、それがずっとネガティブな言葉だと聞いているこちらまで精神的に負担になりイライラしてくるのです。

 

また、基本的に子供は構って欲しくてイヤイヤするため返事をしないで放おっておくと悪化するので返事をするのですが、返し方を誤ると負のループにはまるため細心の注意が必要なのですが、これがなかなか面倒くさい、難しい。

 

母「パジャマに着替えてねー!」

子「いやだぁ〜!」

母「着替えないとご飯食べれないよー?いいの?」

子「ご飯食べないもん!いらない!」

 

↑はい、着替えもご飯もイヤになっちゃいましたー!😩

こんなやり取りの繰り返しの毎日です。感情的にならないようにと思いつつ、疲れているとキィー!!💢となってしまうこともあります。

 

ただ、最近は以前よりも少し落ち着いて息子と接することが出来ることが増えたり、息子のイヤイヤに感情を引っ張られないように自分をコントロールすることができることが増えてきました。

 

なので、今回は私がイヤイヤ期の対応で気をつけていることをまとめてみました。

イヤイヤ期に疲れたお母様方の参考に少しでもなれば幸いです!

 

①イヤイヤの根本を共感してあげる

わりと定番ですが、いわゆる「子供の気持ちを受け入れましょう」です。

でもこれ少しテクニックが必要で、我が家は最初上手くいかなかったのですが、受け入れ方を変えたら上手くいくことが増えました。

 

最初はイヤイヤされたら「そうだね、ご飯食べたくないね〜」とか、「もっと遊びたいの?じゃあ遊んでもいいよ?」等と返していたのですが、そうすると逆に「食べたくなくないもん!」や「やだ!遊んでもいいよって言わないで!」と、いわゆる逆ギレをされてしまう始末でした。(笑)

受け入れてるのになんで駄目なんだ???と困惑し、一度は受け入れる方式は息子には合わないんだと思い辞めていたのですが、やり方を変えたら上手くいく機会が増えのです。

 

ある日の夕方、昼寝もぜずに一日過ごし、疲れ果てた末にお菓子を買いに行きたいとイヤイヤし始めた息子。

さすがに疲れてボロボロになっている息子の姿が不憫に思えて、息子を抱きしめながら「疲れちゃったねぇ。大丈夫?少しギュってしよっか!」 と言って頭をなでました。

すると息子は「疲れた〜!」と大泣きしたものの、数分後には機嫌を取り戻し、お菓子は我慢すると自分から受け入れたのです。

この時に始めて実感として「受け入れる」ということに意味が分かった気がしました。

 

私はいままで息子の言葉やイヤイヤの行為は受け入れていましたが、そもそも「なぜイヤイヤしているのか?」を理解していなかったのです。

 

基本的に3歳にもなれば、何が良くて何が駄目なのかはある程度今までの経験から学習して、子供も分かっています。

例えば「今日はお菓子は買わないよ」と言われたら、買っちゃいけない事は分かっているけども買いたい気持ちを上手くまだ抑えれないためイライラしてしまうのです。

 

なのでイヤイヤし始めたら「お菓子買いたいね」だけでなく、「お菓子買いたいの我慢するの難しいよね。でもこの前も我慢できたもんね。〇〇君なら出来るよ!」という様に、イヤイヤしている根本の気持ちに寄り添う様にするようにしました。

すると、最初はぐずりつつも最終的に聞き入れてくれる事が増えてきました。

 

おそらく子供ってまだ自分を客観的に見れないため、なんでイヤイヤな気持ちになるのか?どうしたらイヤな気持ちがなくなるのか?が自分でも分からずに苦しんでいる部分が多いんじゃないかなと思います。

少なくともうちの場合はそのようです。

なので、イヤイヤしちゃうけどきっと我慢できるから頑張ろう!という気持ちで、一緒に親子でイヤイヤを乗り越えるような声がけをすると効果的なことが多いように思います。

 

これはその子の性格や年齢によっても効果があったりなかったりすると思いますが、3歳以後のイヤイヤ期でお困りの方はぜひ試してみて下さい!

 

 

②全然違う話に超ハイテンションで切り替える

こちらは上記とは真逆で、イヤイヤを全力でスルーする方法です。(笑)

「お菓子買いたいよぉ〜」とおねだりを始めそうな雰囲気になってきたら、本格的にグズりだす前に「あ!!!今日は保育園で何したの?〇〇ちゃんと遊んだ?」 と全く違う話題に切り替えてお菓子が欲しかった事を忘れさせてしまいましょう!

 

ポイントは矢継ぎ早に話題を繰り出し、子供の脳内をお菓子以外の事でいっぱいにすることです!

「今日の朝は寒かったね!明日はどうだろうね?もっと寒かったらどうする?」と、イエスやノーではなく具体的な言葉での返事を要する質問を投げるとより効果的!

親子の会話も増えて一石二鳥です👍

 

 

③スキンシップをとり甘えさせる

うちの子はイヤイヤしてる時は、駄目の意味は分かるし、お母さんの言っていることも分かるけれども我慢が出来ない自分自身にイライラしてる事や、思い通りにならない状況そのものにフラストレーションを感じている場合がほとんどです。

 

なのでイヤイヤの内容が何であれ、とりあえずギュッと抱きしめてニコニコしてあげると子供の気持ちが緩んで、リラックスする事が多いです。

興奮している子供に「落ち着きなさい」と言っても無駄ですし、でも落ち着かないと言い聞かせも響かないので、深呼吸の代わりにギュッとすると一旦暴走している気持ちにブレーキをかけることに繋がります。

 

また、これは子供だけでなく私自身にも効果的です。

子供がイヤイヤしているとどうしても怒りが湧き上がってきますが、抱きしめると自動的に愛情のスイッチが入り、多少おおらかな気持ちになれる気がします。

 

 

④諦めてイヤイヤさせる

そもそもイヤイヤ期は自我が目覚めている証拠で、成長の証だとどの育児書にも書いてあります。

なので止めたり否定したりすべきものではなく、むしろ喜ぶべきものなのですよね。

でもどうしても大人の視点から「わがままはいけない。しつけは大事だ。」というプレッシャーを感じてこっちもつい落ち着かせようと必死になってしまいます。

もちろん成長の過程において言い聞かせは大事だと思いますが、イヤイヤしている事そのものは全く悪いことではないので「今、まさにこの瞬間に成長してるんだな〜!」くらいの気持ちで、客観的に子供を遠くから見守るスタンスの時があっても良いように思います。

 

親だって人間です。イヤイヤされる度に毎回完璧に対応するなんて不可能です!

母親にも休憩は必要ですし、今回はもうギブアップ!なんてことも勿論あるのです。

怪我や他人に迷惑をかけないようだけ気をつければ、たまには自由に気が済むまでイヤイヤする機会を与えてもいいんじゃないかなと思います。

 

〜〜〜〜

 

イヤイヤ期って本当に疲れますよねぇ。。

お子さんによって対応の仕方は色々あると思いますが。何よりも親御さんが心に余裕を持って接することが出来るのがお子さんにも親御さんにも一番かなと思いますので、頑張りすぎずのんびり向き合えればと思います。

 

そのためにもお母さんがしっかり睡眠をとって、美味しいものを食べて、ちゃんと息抜きをしながら育児をすることがとっても大事です!

世のお母様方、無理せずに自分を労る時間をとりながら一緒にイヤイヤ期を乗り切りましょう♡

 

 

 

 

 

妊娠中って運動してもいいの?

こんにちわ、ママトレです!

 

前回のブログではストレス解消方法の一つとして宅トレにハマっていることと、トレーニングすることのベネフィットについてお話しました。

 

momtore.hatenablog.com 

宅トレは妊娠中から行っているのですが、妊娠中、出産直後、産後半年頃(現在)でエクササイズの強度や内容は異なり、その時期の自分の身体の様子をみながら『何を、どこまで何をやるか?』を調整してきました。

 

特に妊娠中はお腹も大きくなってくるので初期、中期、後期でかなりやれる事が物理的に変わってきますよね。

 

え!?妊娠中はあまり動きすぎずに安静にしたほうがいいんじゃないの??と思う方が多いかもしれませんが、運動強度や内容の調整さえ上手にできれば妊娠中もエクササイズを継続することは可能です!

 

むしろ最新のアメリ産婦人科学会(ACOG)ガイドラインでは、妊娠周期に関わらず妊娠中の運動は「したほうがよいもの」と推進されているほどなんです。

日本の「妊娠中はお腹の子を大事にするためにも母体は安静にした方がベター」という指導はけっこう古いガイドラインをもとにしたものだったりします。

 

ただ妊娠初期はつわりが辛かったり、まだ妊娠の継続に不安がある時期でもあるので、身体的には問題なかったのかもしれませんが私はあまり運動したいと思いませんでした。(特に2人目。1人目はつわりがほぼ無かったので週1でジムには行っていました。)

 

なので初期は気持ち的にまだあまり動きたくないという方は赤ちゃんの成長も安定してきた妊娠中期頃から身体を動かす方が気持ち的にも身体的にも健全だと思いますので、妊婦さんも怖がらずに、でも無理せずに!身体の声を聞きながら自分のペースで運動を行ってみてください。

 

心身ともに、そして胎児の成長にも色々なベネフィットがありますよ!

今回は妊娠中のエクササイズの注意点、おすすめの方法やベネフィットについてお話していきます!

 

まずは基本的な妊娠中の運動についてのガイドラインは以下の通りです。↓

 

ACOGのガイドラインで推奨される運動量
・中程度の強度の運動(運動しながらでも会話可能なレベル)
・1日20~30分間
・週のほとんど毎日
・週に150分程度

 

継続&開始するのが安全なエクササイズ(合併症のない方に限る)
・ウォーキング
・エアロバイク
・スイミング
・ヨガ(仰向けなど静脈還流の低下や低血圧を招く姿勢は避ける)
ピラティス
ローインパクト・エアロビクス(ジャンプ等の衝撃がないもの)
・ランニング、ジョギング(妊娠以前から行っていた場合)
・ラケットを使ったエクササイズ(早い動作、衝突、転倒の危険を避けて行う)
・筋力トレーニング(妊娠以前から行っていた場合)

 

避けた方がよいエクササイズ
・コンタクトスポーツ
・転倒・転落のリスクの高い活動
・スキューバダイビング
ホットヨガ、ホットピラティス体幹温度の上昇は胎児に悪影響とされている)

  

また医師から運動を勧められない方や、中止するように指導される方もいらっしゃいますので健康に不安のある方は自己判断せずに必ずかかりつけの産婦人科で確認してから行って下さい。(ACOGのガイドラインにも運動をしてはいけない方の例がありますので確認してから取り組むことをおすすめします。)

 

さらに一度確認したから大丈夫!ではなく、検診のたびに都度身体を動かしても大丈夫か確認するとより安心で、普段は内診がない時期でも質問すれば子宮頸管の長さを確認してくれたりしますよ。

  

今回ご紹介するの内容が全ての方にとって最善、もしくは安全ということではありませんのでその点をふまえて参考程度に見ていただけれ幸いです。

 

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①体重の増加をゆるやかにしてくれる

病院によっても違いますが、妊娠中ってすごく体重増加に気を使いますよね。

妊娠中はいくら食べてもいいものだと思っていた私は1人目の時に大きな衝撃を受けました。(笑)

私の産院は比較的指導がゆるい方でしたが、みるみる増える体重に戸惑う事が多くネットで毎日体重管理について検索していました。

 

妊婦の体重増加はむくみや血液の増加なども関係してくるので全て脂肪の増加が要因ではないですが、運動するとエネルギー消費が増えるのはもちろん、血行を促進しむくみを防いだり、血糖値の上昇を緩やかにしたりしてくれるので、様々な側面から体重増加を抑制してくれる効果があります。

 

またこれは全く個人的な意見ですが、特に一番体重が増えやすい中期〜後期はなかなかコントロールが難しいので、比較的食欲が抑えやすい妊娠初期に極力体重を増やさないようにすると後でかなり楽になります!

 

中期〜後期は上記でも触れた通り、むくみや胎児の成長を要因にした体重増加が増えてくる上に、母体の食欲も増していきます。

 

さらに追い打ちをかけるようにお腹が大きくなるにつれて動きづらくなるので、『運動なんてもってのほか!ティッシュをソファーから取りに立ち上がることすら一苦労!』ってな状況になってきて、体重が増える→動くのが辛い→活動量が落ちる→体重が増える・・・の悪循環に陥りやすくなるのです🙀

 

また中期くらいまで体重をコントロールできると食べ癖などもつかずに、その後の食欲コントロールもスムーズになりやすいように感じました。

 

私は1人目の時は食べづわりだったので序盤にハイペースで体重が増えてしまい、中期以降の管理が大変でした💦

逆に2人目の時は吐きづわりだったので、前回の教訓を元に序盤にしっかり節制し初期〜中期の体重増加をほぼゼロに抑えたので、最終的な体重増加は胎児の重さ程度に抑えることができました。

 

もちろん体重増加は胎児の成長のためにもある程度必要ですし、産院の方針や母体の健康状態によって増やすべき体重も変わってきますので必ず主治医の指導にしたがっていただくのが大前提ですが、私の産院の助産師さんは「胎児さえ大きくなっていれば母体は別に体重を増やさなくてもいいのよ〜」という考えの方もいたので、増えなくてもびっくりされることもなくスルーで少し寂しさすら感じました。

(誰か褒めてよ!笑)

 

 

②食欲が抑えられる

家でじっとしているとダラダラと食べてしまうけど、運動すると気持ちがすっきりして食欲が感じづらくなることってないですか?

 

また運動後って「よっしゃー!ポテチいっぱい食べるぞー!」って思うよりは、

「せっかく運動したから身体にいいもの食べようかな!」って思うことが多いように思います。

 

運動習慣がつくと食事生活も改善されていくケースが多いですし、ある研究では有酸素運動や筋トレを行うと、運動前に比べて食欲増進ホルモン『グレリン』が運動前に比べ一時的に増加したとともに、食欲抑制ホルモンが増えることで運動後の食事でのエネルギー摂取量が減ったとの報告もあるそうです。

 

運動ができて食欲も抑えられるなんて一石二鳥ですよね。

もはや運動しない理由が見当たりません。(笑)

 

 

③体力、筋力をキープできる

産後ってすごく体力がいりますし、床でのおむつ交換から立ち上がる、抱っこしたまま食材の買い出しで総重量が10キロ超えなんて事もザラで、筋力もかなり必要になってきます。

なのに妊娠中って「妊婦さんは座ってていいわよ〜!」って周りに言われて活動量が減るし、お腹が大きくて特に後期〜臨月はしゃがむ動作を避けるためお尻や足腰の筋肉がかなり弱くなります。

また妊娠により腹圧をかけることを避けていると腹筋もなくなるので、体幹を支える筋肉がなくなる上に骨盤は出産でグラグラ!

なのに産んだらすぐに赤ちゃんのお世話が待っている!

 

産後の生活を少しでも楽にする為にも、妊娠中でもできる範囲でスクワット、上半身の筋トレ、ウォーキング、尻トレや腹筋など、こまめに身体を鍛え続けることをおすすめします。

 

ただ、腹筋では腹直筋をターゲットにして鍛えてしまうと「腹直筋離開」につながったりするなど、妊娠中ならではの気をつけるべきポイントなどもありますので注意が必要です。

 

④産後の回復が早い

筋力や体力をキープできると身体的に産後の回復をサポートできるのはもちろんですが、産前に身体を動かす習慣を失ってしまうと産後に動く習慣を取り戻すのはかなり難しいです。

産後は「時間がない、体力がない、余裕がない!」と、運動できない理由が山積みです。

出来る限り妊娠中から身体を動かす事に心身共に慣れておくとかなりスムーズに運動習慣を取り戻せます。

 

私は1人目が緊急帝王切開、2人目は計画帝王切開で出産しました。

1人目の時はまさか自分が帝王切開になるとは思ってもいなかったので全く産後のケアについての知識がなかったのと、24時間の陣痛を耐えた果ての手術だったので術後は痛みと疲れでボロボロ…。

回復にかなり時間がかかりました。

 

しかし2人目は計画出産の前日まで筋トレを続け、術後すぐから脚を少しずつ動かす様に心がけるなどして、帝王切開術の翌日には立ち上がって歩けるまでに回復していました!

 

帝王切開だと腹筋を切るため術後にお腹に力が入れられなくなる分、足腰、お尻、上半身の筋肉で身体を起こしたり、立ち上がったり、歩いたりが必要になります。

 

いかに腹筋以外の筋肉で体幹を維持しながら身体を動かせるかで術後の行動範囲が大きく変わるので、私にとっては筋トレの効果が十分に感じられた瞬間で、助産師さんからも「帝王切開の翌日に歩いてる人は初めて見た!」とお褒めの言葉をいただきました。

 

また術後に安静にし過ぎずに動くことで回復がより早まるとも言われてますので、早く動ければ動けるほどその後もグッと楽になってきます。

なので帝王切開を控えている方にはより産前のトレーニングをおすすめします!

(もちろん切迫早産等の危険がなく、医師に運動を許可されている場合に限ります。)

 

 

⑤胎児にも良い影響がある!

妊婦の運動は胎児の脳に良い影響があるとした研究結果があり、妊娠中に運動していた女性の赤ちゃんの脳は、運動をしていなかった女性の赤ちゃんよりも効率的に音を区別できるなど、聴覚記憶能力が優れていることが分かったそうです。

つまり母体の運動が赤ちゃんの脳を通常よりも早いスピードで成長させていたということです。

 

また、運動で子宮内が揺れることで赤ちゃんに撫でられたり抱かれたりするのと同じような刺激を与えれて、赤ちゃんの脳の発達を促すと書かれている著書などもあります。

運動していた女性の赤ちゃんの方が新生児の頃は比較的神経学的に発達しており(刺激に対する反応が良い、光や音の刺激を受けても落ち着くのが早い等)、5歳の段階ではIQや言語能力がより高く、その数年後も学習能力が高かったそうです。

 

 

もちろん生まれた後の影響も同じくらい大きいと思うので一概に妊娠中の運動が全てとは言えないとは思いますが、運動することで子供の将来の可能性も広げてあげられると聞くとモチベーションも上がりますよね!

 

「運動して赤ちゃん大丈夫かな??」と不安の中でビクビクしながら動くよりも、「運動することで赤ちゃんの成長を助けている!」とポジティブな気持ちで動いた方がお母さんにもより良い影響があるはずです。

妊婦さんの一番の敵はストレスって言いますし、ストレスなく運動できるのが赤ちゃんにもお母さんにもベストだと思います🌟

 

最後に、私が妊娠中の運動にハマったきっかけとなったYoutuberを紹介します!

海外の方なので英語ですが・・・運動内容や量は映像で見れば分かるのでぜひ観てみて下さい!妊婦とは思えないほどかなり動いていらっしゃいます!(笑)

 

もちろん、この方は妊娠前からかなり身体を動かしているフィットネス系ユーチューバーなので全ての妊婦さんがここまで運動する必要はないですし、運動習慣がなかった妊婦さんは絶対に真似してはいけないのですが、「こんなにも動いても大丈夫なのか!」とインスパイアされることは間違いないです。

また人が動いている映像を見るだけで、自分も運動したような気分になりスッキリします。(笑)

(3分25秒あたりからエクササイズが始まります)

 

それではまた♫

 


Weekend VLOG: Baby Names, Beach Bump, Workouts + Being Tired!

自宅でのストレス解消方法!

こんにちは、ママトレです!

 

前回の記事では育児ストレスに触れましたが、私の中で一番のストレス解消法があります。

 

それは…

 

筋トレ&自宅エクササイズ!

 

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コロナ禍で宅トレが流行ってますが、私も流行に乗り宅トレをエンジョイ中🏋️‍♀️

自宅で気軽にできる宅トレは、時間の制限が多いママ達にとって正に最高の運動スタイルです。

 

ちなみ私は妊娠中から宅トレに目覚めて〜出産直前まで運動を継続し、産後1ヶ月で運動を再開、現在産後5ヶ月で妊娠前に比べて約6キロ減量することが出来ました!

 

しかも、ただ痩せたのではなく筋力や体力は妊娠前よりアップしたので、1人目の産後に比べて圧倒的に身体が疲れにくいし、抱っこによる腱鞘炎、腰痛、メンタル面の乱れなどのマイナートラブルも今回はほとんどありません。

 

元々、私は身体を動かすのが好きで独身時代からジムには不定期で通っており、結婚後は毎週末は主人とジムで軽い筋トレとランニングマシーンやステッパーでの有酸素運動で汗をかくのがルーティンでした。

 

長男の出産後も毎週日曜日に主人と交代でジム通いを再開し、誰にも邪魔される事なく自分に集中できるこのジムでの数時間が肉体的にはもちろんですが、それ以上に精神面でとてもリフレッシュになっていました。

 

しかし2人目の妊娠発覚でジムに行きづらくなったのと(基本多くのジムは妊娠中の人は利用できない規約になっているのですが、私は妊娠中期手前まで自己責任で通ってました。笑)、コロナによる緊急事態宣言でジムが一時閉鎖したことで運動する環境が絶たれてしまったため、しょうがなく2020年4月頃から宅トレに切り替えることにしたのです。

 

正直、ずっとジムで運動してきたので自宅で動くくらいじゃ大した運動量にならないなぁ〜😭と乗り気ではなかったのですが・・・

 

実際やってみたらとんでもない❗❗

 

自宅でも十分に筋力アップ、脂肪燃焼することが出来ました。

自分が一番びっくりです!(笑)

何なら宅トレの魅力に気づかせてくれたことに関してだけは、コロナに感謝しているくらいです。(笑)

 

なので今回は、ママ目線で私が感じた宅トレの魅力とベネフィットをご紹介します!

 

①何よりも時短で効率的に運動できる!

ジムに行くとなると身支度、自宅〜ジムの往復、ジム施設内での移動、マシーンの待ち時間など、意外と運動以外の時間のロスが発生しますが、自宅だとスッピンにジャージですぐに取り掛かれるので超時短になります。

また運動の種類によっては15分でもかなり汗をかけるので、上の子がテレビに夢中になっている間や、下の子が昼寝を始めたタイミングを見計らってぱぱっと取り組めるのもママにとっては大きな魅力です。もちろん時間にゆとりのある時は1時間弱のフルトレーニングでみっちり筋肉を追い込むのもアリです。

しかもタダ!素晴らしい!

 

 

②人目を気にしなくていい

誰も見ていないので服装はもちろん、しかめっ面で歯をくいしばろうが、辛くて呻き声を出そうが自由です。思う存分限界まで追い込めます!

ジムだとその施設なりの暗黙のルールがあったり、常連さんが幅を利かせてたりと、地味に気を使う場面が多くて疲れることが結構ありますが自宅だとそんな心配は一切ないので無駄なストレスなく集中して取り組めます。

 

 

③メンタルに良いホルモンが分泌される

運動すると気分がスッキリする感覚があると思いますが、筋トレをすると三大神経伝達物質の一つである脳内ホルモンで『幸せホルモン』とも呼ばれるセロトニンが分泌されます。

セロトニンには精神の安定や、気分の高揚など感情をコントロールする働きがあり、不足すると脳機能が低下し心のバランスが不安定になるため鬱やストレス障害睡眠障害を引き起こす原因になると言われています。

またタンパク質を合成し筋肉を生成したり、体脂肪の燃焼に働く成長ホルモンの分泌も促されて、イライラしたり意欲が低下するのを防ぐ働きをサポートしてくれます。

さらに男性ホルモンであるテストステロンは筋力アップには欠かせないホルモンですが、もちろん筋トレをした女性の身体でも分泌されて、やる気や決断力のアップを促すだけでなく、ストレスや怒りを軽減してくれる作用もあるので精神バランスを良い状態に保ってくれます。

他にもモチベーションアップやポジティブ思考につながるドーパミンや、アドレナリンなどの興奮や快楽を感じる脳内物質が発生することが分かっています。

 

つまり筋トレは漠然とした気分転換ではなく、ポジティブマインドになるような働きかけを身体の中から行うツールになるのです。

 

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④自信や達成感が得られる

前回の記事でも書きましたが、育児って毎日やっても成果が分かりやすく目に見えるものではないし、達成感なんてゼロ、いや、むしろマイナスに近いです。(私だけ?)

「今日もこれが出来なかった」

「またキツく叱ってしまった」等

自分を責めることはあっても、褒められる事はほぼ皆無です。

しかしエクササイズをコツコツ続けると必ず変化が見えてくるし、やりきった後の爽快感と達成感は最高に気持ちが良いものです。特に爽快感って育児だとあまり感じられないものですよね。(私だけ?←2回目)

また運動した自分を「偉い!」と褒めてあげる良いきっかけにもなります。

 

さらに③に書いた通りポジティブ思考になるので、育児で嫌なことがあっても「まぁ、いっか!」と悪い気分を引きづりにくくなるのが、私にとって一番ベネフィットを感じた部分でもあります。

身体の調子がいいと気分も上がるのでママの笑顔が増える!だから家庭円満!

一石三鳥です!(笑)

 

 

 ⑤体力がつく

筋トレの原点でありシンプルかつ大事なポイントです。 

現在3歳の我が家の息子は一日中ノンストップで喋りながら動き回っており、休みの日は公園・買い物・昼寝しないの三重苦で夕方には疲労困憊です・・・😩

 

子供と同じエネルギーで会話したり、遊んだりするのってすごく体力を使いますよね。

ママの体力が十分にあって困ることは何もありません!

 

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以上が私が身体を鍛える主な理由と、身を持て感じる運動のベネフィットでした。

皆さんもぜひ短い時間、少ない頻度からでも全然大丈夫ですのでトライしてみて下さい💪

 

 

次回は具体的なエクササイズの内容や、妊娠中のエクササイズで気をつけるべき点などをご紹介出来ればと思います!💁

 

 

 

育児は育自!ママトレから得たもの

はじめまして、ママトレです!

 

現在3歳になる長男と0歳5ヶ月になる長女の育児に奮闘中の育休中30代ワーママです。

毎日バタバタと時間に追われながらも母親になったからこそ学べた事、得たものを忘れないように…。そしてこんな私のテキトーな育児方法から得た情報が少しでも誰かの役に立てばと思いこの度ブログをはじめることにしました。

どうぞよろしくお願いします!

 

さて、ブログタイトルにもあるように、育児って本当に最強かつ最高難度の自己トレーニングだなと日々感じています。

 

私は自分で言うのも何ですか、やると決めた目標や夢は必ず達成する、そのための苦労や努力は惜しまないタイプの人間です。子供の頃から気力や根性には自信がありました。💪

1人目の妊娠中も「子育ては大変だと言うけれど、これまでと同じ様に直向きに努力すれば何でも乗り越えられるだろう」と漠然とした自信がありました。世のママ達が皆んな出来てるんだから私にも出来るだろうと…。

 

けど、実際にやってみたら…

 

今までの人生で一番辛かった!!(泣)

なんなら今も辛い!😹

 

何で世の中のママ達はこんなにも大変な事を毎日毎日こなしているんだ?!と、想像もしなかった大変さに心底驚き、誤解を恐れず言うならば絶望感さえ感じた事を今でもはっきり覚えています。

 

今思うと、1人目の子が神経質で全く寝ないうえに常にパワフルな性格だったから余計に疲弊していた部分もあったのかと思いますが、3年経ってようやく慣れてきたので(遅いw)、育児の何がそんなに辛いのか、私が感じた「育児はつらいよ!TOP3」をあげてみたいと思います。

 

①自分のタイミングやペースで物事を進められない

これは王道な育児での悩みだとは思いますが、王道だからこそ、誰もがストレスに感じる部分だと思います。それだけ人間は自分の意思で動けないことにストレスを感じる生き物なのです。

そして何が辛いって、育児は基本的に自分の意思で動けないことの連続ってこと!

つまり常にストレスを感じてるってことです。メンタルヘルス的には最悪の環境ですよね。

 

■子供が寝ないから自分のやりたい作業は疎か、家事すら満足にできない... 

■お昼ごはんを食べようと思ってたのにおむつ替え〜授乳のスパイラルにはまってしまい気がつけばもう午後4時...

■ゆっくりトイレに行きたいのに「おかーさん見て見てー!」「おかーさん出来ないよー!これやってー!」とエンドレスに大声で呼びかけられる...

 

どれも細かいことです。
もしかしたら私の心が狭いだけで、そんな小さなことにストレスを感じることなく子供を最優先するべきなのかもしれませんが、日常的に上記の様な状況にさらされることがとてもストレスでした。(現在進行系ですが。。)

 

 

 ②ほぼ全ての作業がプラスを生み出す為ではなく、マイナスをゼロに戻すための作業

これは仕事と育児(あるいは家事全般)のやりがいの大きな違いだと思います。

仕事では何かを生み出すことや生産性の高さを最も求められますが、育児や家事では生み出すことより環境を一定に保ち管理することを求められます。

それらの作業はゼロからイチを生み出すことよりも、マイナスをゼロに戻す作業がほとんどを占めます。

 

■子供が散らかした部屋の片付け

■吐き戻し、おむつ漏れ、失敗したトイトレの後処理

■食器洗いや洗濯の一連の作業(洗い〜片付け)

 

どれも普通の家事で誰もがこなしていることですが、子供の遊び相手やおしゃべりの相手をしながらや、イヤイヤ期や後追い期の対応をしながらそれらをこなすのは一苦労です。

通常の3倍の時間と労力を費やして上記の作業をこなしても、終わった後に何かが生み出されいるのではなく、ただ最初の状態に戻っただけなので目に見える成果はほぼありません。

もちろん自分自身の中では「これをやった!」という達成感はありますが、他人からみれば特に称賛に値するような分かりやすい成果はありません。

でも本当は上記のような普通の家事を育児と同時進行でこなすことって超絶大変なんですけどね(;´Д`)

 

 

③努力が報われないケースがほとんど

2番と重なる部分がありますが、「えっ!こんなに頑張ったのに!?」ってことの繰り返しです。

 

■一生懸命作ったご飯ほど食べない

 

■片付けた部屋が秒で散らかる

■さっき駄目と言ったことを3秒後にまたやる

(なぜ駄目なのかをゆっくり優しく時間をかけて説明した分だけダメージも倍) 

■「コレってなんで?」と聞かれたので、子供でも分かりやすいように丁寧に説明しているのに、急に全く違う内容の話に切り替えてくる

(ようするに私の説明の内容はほぼ聞いてない)

 

いわゆる「穴掘り拷問」というものですね。

ナチスドイツの収容所で行われていた拷問で、囚人に穴を掘らせ、仕事が終わったと報告を受けたそばから穴を埋めてまた掘らせる・・・を永遠に続けるというものがあるそうです。

「せっかくやったのに・・・」とモチベーションを大きく削がれるこの行為は、肉体的にも精神的にもかなりのダメージを人に与えるものですが、育児って全くもってコレの繰り返しなんですよね。

 

「今やっと着替えさせたのにまた吐いたー⤵」とか、「食べて欲しいと思って2時間かけた煮込んだシチューなのに椅子にすら座らないわ💢」とか、そんなんばっか。

おそらく私は今これが一番ストレスです。

 

〜〜〜〜〜〜〜

 

上記の3つ他にも色々ありますが、特に私が強くストレスを感じるのはこの3つです。

ただ、どれも苦痛ではあるのですが、これらの状況に耐えて乗り越えることで自分自身が大きく人として変わったのをひしひしと感じています。

 

私は昔から自分のやりたい事は全力で頑張ってきたけれども、人の為に何かをするという事をあまり経験してきませんでした。

なので自分の行動は全て自分の為だったし、そこから生み出される結果も勿論全て自分のものだったので常に効率や、生産性を高めよりリターンを得ることを考えながら生きてきました。

やりたくない事はやらない、効率の悪いことは大嫌いでした。

 

でも今は、人は自由が効かない状況の中でこそ磨かれる部分があることに気づけたし、自分がいかに自己中心的な人間で、改善の余地があることを知ることが出来ました。(笑)

人を想って何かをすることの尊さに気づけたこと、自分の欲望をコントロールする力を鍛えることで感情に振り回されない強さを身につけられたことは、人として非常にプラスになっていると感じています。

 

以前は上記のような状況に陥ると、イライラし、タスクを達成できない自分にがっかりし、子育てに対してストレスを感じる自分に罪悪感を常に感じていました。

 

でも今は、良い意味で諦めること、凝り固まった考えを手放すこと、できない自分を受け止めて小さな成果を大切にすることを学び、以前よりものびのびと自分らしく子育てに向き合えるようになったように思います。

 

勿論今でも負のスパイラルにはまりそうになる時はありますが、そんな時に私が一番大事にしているのは『お母さんは家族の太陽』という言葉です。

お母さんが笑っていれば家庭円満とよく言いますが、これは本当にそうだと思います。

 

自分が子供の頃も、母親が風邪を引いたり、落ち込んでいたり、怒っていると、とても不安に感じた記憶があります。お母さんにはいつも笑っていてほしいと子供ながらに感じていたのを鮮明に覚えています。

 

なので、イライラしたり物事がうまく行かなくなった時は、一旦立ち止まり、自分の機嫌を取ることに全力をそそぐようにしています。

やりたくないことはやめる、無理しない、美味しいものを食べる、子供が寝た後にやりたいことを考えるetc。なんでも良いので気持ちをワクワクする方向へ向けるようにすると状況が好転することが多いように感じます。

もう皆さんも実践済みかとは思いますが、まだの方はぜひやってみて下さい!

 

非常に長くなりましたが、皆さんが太陽のように暖かい笑顔で子育に向き合えますように✨