ママトレ 〜Mommy Training〜

育児は育自!ママ業、仕事、フィットネス、ダイエットetc... 育児を通して、ママとしての自己トレーニング過程を綴っていきます。

1人目の産後は鬱だった?のんびり子育てのススメ

こんにちは、ママトレです!

 

最近、周りの知人の妊娠&出産ラッシュが続いています👶

 

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おめでたい話を聞くと自分の事の様に嬉しい反面、私は3人目は考えていないので「もう自分が妊婦さんになることはないんだなぁ・・」と少し寂しくもあります。

 

妊娠中ってその時は心身ともに大変で早く産まれてほしい!って思うけれども、いざ産まれてしまうと文字通り身体が空っぽになったようで悲しくなりませんか?

 

私はとくに1人目の産後は妊婦さんを街で見かける度に大きなお腹が羨ましくて、1年くらいずっと強い妊娠願望がありました。

ただ、それは子供が欲しいというよりただ妊婦に戻りたいという気持ちで、今思えば育児の大変さから来る現実逃避のようなものだったのかなと思います。

 

と言うのも、一人目の妊娠ってどうしても『出産』がゴールになってしまい、産後に燃え尽き症候群のようになってしまいがちだと思うんです。

私は確実にそうでした。

 

人生初の妊娠は、当たり前ですが始めての連続で知らないことだらけ。

お腹の中の赤ちゃんを無事に育てることと、母体の健康管理に集中するあまり、赤ちゃんを産み落とすことが妊娠中の一番の目標になっていました。

 

もちろん産まれてからが本当のスタートであることは頭では分かっているけれども、妊娠〜出産があまりにも壮大なイベント過ぎてその後のことまでイメージする余裕がないという感覚でした。

 

また妊娠中って身体は辛いけれども一人目だとまだ子供がいないから自分のケアに集中できるし、旦那さんや親、周りの人が皆んな優しく労ってくれます。

皆んなに守られながら産まれてくる赤ちゃんはどんな子だろう?と想いを巡らせる・・・✨

そんな幸せな日々が10ヶ月ほど続きます。

 

で、いざ出産すると息つく間もなく365日24時間のママ業が突然スタートします。

 

妊娠中は妊婦である自分自身のケアが最優先だった生活から一変し、有無を言わさず赤ちゃん優先=自分の時間はゼロの日々が始まります。

また妊婦中は産婦人科での検診が定期的にあり第三者からのフォローがありますが、母親になった途端それもなくなり突然全てを1人で行わないといけなくなります。

 

日中はほぼ赤ちゃんと2人きり。

育児も分からない事だらけでスマホで検索しては自分の子と同じエピソードを探し続ける毎日。

首は座った?寝返りした?離乳食はちゃんと食べる?ハイハイするのが遅い?

 

何が正解なのか分からないまま、自分はちゃんと育児が出来ているのか?と不安を感じながらも立ち止まる暇もなく、疲れや不安やストレスに気が付かないふりをして、毎日必死に赤ちゃんと向き合う。

 

私は毎日時計を見ながら「あー、やっと16時だ。早くパパ帰って来ないかな・・・」などど、朝からずっと一日が終わるのをカウントダウンしていました。

しかし、いくらカウントダウンしても夜になれば終わりが来るわけでもなく、夜泣きや授乳は深夜まで続き、ろくに寝れないまま気がつけばまた朝がきてカウントダウンの始まりです。

 

赤ちゃんは可愛い。

子供の成長は嬉しい。

私は大丈夫、ちゃんと出来る。。

 

そんな風に感じながら毎日過ごしてました。

今振り返ると寝不足と精神疲労で若干産後うつになっていたんだなと思います。

 

でも、当時の自分はそれが普通だと思っていたし、辛いのは全てのママが同じで自分だけではない、だから頑張らないといけないと思っていました。

 

ただ、振り返ると上の子を産んでから1歳になるくらいまでの記憶があまりないのと、我が子を「可愛い」と手放しに心から思えたことが少なかったことに気が付きました。

 

もちろん可愛い瞬間はたくさんあって写真なども撮っていましたが、それ以上に小さな命を守らなくてはいけないという緊張や、孤独、辛さが勝り、可愛さを味わうような余裕は微塵もなかった様に思います。

 

それよりも、

「あれをしないと・・・」や、

「まだこれもやっていない・・・」など、

やるべきタスクと、それが全てこなせない無力感ばかりに気がいっていました。

 

今思えば、どれもそんなに大事なことではないのですが、当時は自分の自由時間がなくなった生活環境に上手く対応できず、やりたいこととやるべきことのバランスを上手く取ることができずに自分を苦しめていたように思います。

 

もし今、同時の私と同じ様なママがいたら少しでも助けになりたいと思い、今回は当時の自分に必要だったなと思うことをまとめてみました💁

気休め程度に参考にしていただけると嬉しいです。

 

 

①睡眠は命綱。母としてのプライドを捨ててでも睡眠時間を確保すべし!

2人目の妊娠で一番不安だったのが、「また夜泣きで眠れない日々が続くのか・・」という事でした。

それぐらい1人目は全く寝ない子で、毎日の寝かしつけが辛かったことが育児の記憶の半分以上を占めています。

授乳をすれば寝るのですが、身体から離すと起きてしまって抱っこしても寝ない。

添い乳で寝たいけど、何故か添い乳をすると決まって白斑ができてしまい乳腺炎になるためそれも駄目。

 

挙げ句の果てには、やっと寝たと思い部屋から出ようとすると、私の膝の関節がなった音で起きる始末!

 

昼寝は15分続けば良い方で、少しでも物音や人の気配がすると起きてしまう子だったため我が家はゴースト・ハウスの如く一日中静かで、テレビも常にミュートにしたまま字幕で観ていました。

私はいつ寝ていたのか、記憶がありません。

 

睡眠は人間の三大欲求の一つです。ここが狂うと本当に全てが狂います。

私は実際に精神が崩壊しました。(泣笑)

 

イライラが止まらず常に神経が休まらない毎日で、主人に当たり散らし、食欲も乱れて過食気味になりました。

また自律神経の乱れのせいで眠いのに寝れなくなってしまい、さらに寝不足とイライラが加速。

ベッドに入って寝ようと思えば思うほど眠れず、隣でいびきをかいて寝ている旦那に殺意に似た嫉妬心を感じていると息子が泣き出す・・・という負のスパイラルでした。

 

昼は昼で、息子が寝たら「今のうちにご飯を作らなきゃ!」と家事に追われ、やっと家事が一息つきそうというタイミングで息子が起きるという感じで、結局自分が休む暇はほぼゼロ。

生き地獄かと思いましたよ、本当に。

 

世の中のママ様、赤ちゃんが寝た時がママの寝る時です!

これは「ママも寝てもいい」ではなく、「ママも絶対に寝なくてはいけない」くらいのマインドセットでいるべきです。

でないと真面目なママは一生寝ないでしょう。

 

どうしても寝れない場合はしょうがなく家事をする、くらいで十分です。

とりあえず寝ましょう。

 

起きているとやらなきゃいけない事で頭がいっぱいになってしまうので、一秒でも早く寝て下さい。

寝て後悔することはありません。

私が保証します!

 

少しでも寝れればスッキリして、また少し笑顔で抱っこを頑張れます。

お母さんがご機嫌だと赤ちゃんもご機嫌です。

お母さんのエネルギー源となる睡眠は赤ちゃんや家族への投資だと思い、最優先で確保していきましょう!

 

  

②やれる事をあえてやらない勇気を持て!

家事に終わりはありません。

やらなきゃいけない仕事はやればやるほど次から次へと出てきます。

食事一つにしても献立を考えて、買い物へ行き、下ごしらえをし、料理を作って出し、片付けて、食器を洗って、食器棚に戻して・・・何時間かかるねん!って話です。

 

真面目なママは全てをこなそうとすると思いますが、そこであえてやらない勇気を持てるかどうかが、育児を楽しめるか否かの運命を左右する分かれ道となります。

 

もちろん、やろうと思えばできるのです。

世の中のママ達は基本的に真面目なので、家族のため、母乳の栄養のため、食費節約のためと、しっかり自炊をしようとします。

そして出来てしまいます。

なので「出来るからやろう」と思います。

 

でも、そこにあえて「やらない」という選択肢を入れることを強くおすすめします!

毎回やらないと罪悪感があるけども、今までの6〜7割やる程度にして、余った分のエネルギーを体力の回復と自分のための時間に費やすのです。

すると、思ったより生活に支障がないうえに、ママの気持ちと体力にはかなり余裕が生まれてグッと生活が楽になります🙌

たかが自炊、されど自炊です。

上記に書いた通り、台所で料理するだけが自炊ではなく、付随する作業が沢山あるのです。

 

掃除もそうです。

もちろん掃除機を毎日かけた方が衛生的かもしれません。

でも掃除するにはまず部屋を片付けて・・・とやり始めるうちに何だか家中全てが片付いてないような気がしてきて、「ここが汚い。あっちがゴチャゴチャしている。」と至るところが目につきはじめ、掃除だけのはずが、気がつけば片付けが出来ない自分を責め始めている・・・という負のループにハマる危険すら潜んでいます。

 

 なので、「ご飯作れる、けども今日はあえて作らない!」という日や「掃除機をかける時間はある、けども今日はあえてかけない!」という日を作るのです。

 

その分余った時間は「次いつ美容院に行こうかな?」と考える時間にあてたり、好きな動画を観たり、いつもより少しゆっくり生活する時間にあてる。

 

そのようにエネルギーを外に放出するのではなく、自分の内側にエネルギーを向けるように切り替えてあげるだけで、一日の身体の疲れ方が全然違いますよ。

ぜひ試してみて下さい。

 

 

③ママが1人になりたいと思うのは悪いことではない!

私は産前産後は育休中だったので、「赤ちゃんのお世話をするのが今の私の役目。だからパパにもっと手伝って欲しいと思うのは間違っている。」と感じていました。

育児をする為に時間をもらっている身なんだから子供をおいて出かけたいと思うのは仕事放棄のようで申し訳なく思っていたのですが、それって全然違います。

 

育休って、ママのためじゃなくて赤ちゃんの為にあるんだと思うんです。

赤ちゃんがママと一緒にいれるように出来るのであればお仕事はお休みしてあげて下さい、という事です。

 

というのも、出生〜幼少期の育児で1番大事なのは愛着形成と言われています。

ママが赤ちゃんに愛情を感じて接する事で愛情ホルモンと呼ばれるオキシトシンが分泌され、授乳やスキンシップなどを通じて赤ちゃんに愛情が伝わり、ママに信頼や愛着を持つようになります。

これにより赤ちゃんは人を信頼したり、自分を受け止めてもらえることを学び、自己肯定感を高めていきます。

 

しかし、ママがストレス過多や疲れているとオキシトシンの分泌が減ってしまい、赤ちゃんに愛情が上手く伝わらず愛着形成に支障がでる事が分かっているそうです。

つまり、ママが疲れた身体に鞭を打って一生懸命スキンシップをとったり授乳をしても、赤ちゃんに愛情が効率良く伝わらないのです。

 

なので、ママが疲れたら休憩してもいいんです。

いや、むしろすべきです!

 

赤ちゃんだってママと四六時中一緒にいたら飽きてしまいます。(笑)

パパや、おじいちゃん、おばあちゃんと一緒に遊ぶのだって大事な刺激です。

皆んなからそれぞれ違う形の愛情を沢山受け取るのは赤ちゃんの大事な仕事の一つです。

 

なので、疲れて子供を可愛がる余裕がなくなってきたら、潔く他の人に任せて代わりに愛情を沢山注いでもらいましょう。

 

その間、ママは自分自身に愛情を注いで愛情ホルモンをチャージするのです。

①でも言った通り、お母さんのエネルギーチャージは家族への投資なので、ここでも惜しむことなく最優先で自分を労っていきましょう!

 

 

④赤ちゃんが泣いても全然大丈夫!

赤ちゃんの泣き声ってすごく耳障りですよね。

お母さんが気がつく様にワザと不快に感じる周波数で泣く等と言いますが、そんな事しなくても気付きますからホント辞めて下さい!って感じです。(笑)

 

私は泣き声そのものよりも、泣かれると自分が責められているように感じて辛かったです。

赤ちゃんが泣くと子守に手が回ってない現状を突きつけられているようで、「泣いてるから早く相手をしてあげなきゃいけないけど掃除も洗濯もやらなきゃ…」とストレスを感じてました。

 

しかし、とある育児相談のネット記事で「赤ちゃんが泣いてお昼ご飯を食べる暇もないんです・・・」と悩むママに対して小児科の先生が、「赤ちゃんが泣いてる時は赤ちゃんが100%生きてる証拠だから安心してゆっくりご飯を食べて下さい!」って返事をしていて、目から鱗!!

それからは別に赤ちゃんが泣いててもいいんだってすごく楽になりました!

 

2人目育児中の今は、下の子をベビーベッドに置いてモニターをつけながら上の子とお風呂に入ったりもしますが基本的に泣いてても放置です。

事故で泣いていないか確認する為にモニターは見ますが、ただ泣いてるだけであれば安心してそのままお風呂続行です。笑

逆に泣いてない方が心配になるんですよね。

まさか窒息とかしてるんじゃないか?とハラハラしてしまいます。

 

むしろ泣き始めたら「泣いてるうちに音がうるさい掃除機や食器洗いもやっておこう!」みたいな思考回路なので、1人目と違って家事がグングンはかどる。(笑)

まあ、正直なところ今は上の子のご飯やお世話がある分、家事をガンガンこなさないと生活が回らないだけでもありますが。。

 

もちろん長時間泣いたままの赤ちゃんを放置するのは可哀想ですが、「今行くよ〜!ママここにいるよ〜!」等と声がけしてあげながら少し泣かせておくのはほぼ問題ありません。

 

赤ちゃんも大声で泣くことで体力や肺機能を高めていくそうなので、成長の為のトレーニングタイムだとポジティブに捉えてのんびりいきましょう!

 

〜〜〜〜〜

 

今回は以上です。

 

基本的に女性は男性よりも物事に対して罪悪感を感じやすいと言われています。

 

毎日十分過ぎるほどママは頑張っているのに、赤ちゃんが泣いたり家事が滞るだけで「ダメな母親だな」と自分を責めてしまいがちですが、まずは育児そのものに向き合っている自分を褒めてあげるところからはじめましょう。

 

出来ない事よりも、やってる事や出来た事に目を向けて、自分のケアを1番大切にしながら、赤ちゃんとの生活を全てのママ達が楽しく送っていけますように♫

 

それではまた!