3歳児のイヤイヤが辛い件について・・・
こんにちは、ママトレです!
私は現在3歳の長男と0歳の長女の育児の真っ最中です。
街で授乳中の赤ちゃんを抱っこしていると、
「ママ、夜しっかり寝れなくて大変でしょ?」
「大変だろうけど今が一番可愛い時期よね〜」
など、0歳児のお世話について労いの言葉もいただくことが多いのですが、笑顔で「そうですね〜。大変ですけど可愛いですね〜!」などと答えながら心の中では・・・
「いえいえ、この子のお世話は全く大変じゃないです!
本当に大変なのはコッチの手を繋いでいる3歳児です❗❗」
と叫んでおります。(笑)
長女は本当に手のかからない子で、神の申し子かと思うくらい育てやすいです。
夜は眠くなると泣きながらも勝手に寝るので寝かしつけをしたことは生まれてから数回しかなく、生後2ヶ月からは5時間以上まとめて寝るのはザラ。
もし夜中に起きても授乳してベッドに置けばまた勝手に寝ます。
お出かけ中もご機嫌、眠くなれば寝る。
日中家にいる時は飽きたりお腹空いたりで泣きはしますが、基本抱っこすれば泣き止むので「なんで泣いてるのよ〜💦」なんて困ることはありません。
はい、我が子ながら神なのです。(笑)
ただ、もしこの子が1人目の子だったら私は子育てをなめていたと思います。
「なんだ、聞いてたより全然楽じゃん〜!」と。
私がこの子を神と呼べるのは上の子の苦行の様な育児を体験してきたからです。
マジで、マジで辛かった!いや、今も辛い。(苦笑)
上の子は生まれた時からエネルギーの塊みたいな子で、良く言えば生命力に溢れているのでしょうが、とにかく好奇心旺盛で、神経質で、疲れない、そして寝ない子です。😨
それは3歳半の今も変わらずで、今はここに「お喋りが止まらない」が加わりさらにパワーアップ。
赤ちゃん期は体力と根性さえあればなんとか対応できたのが、今は彼が起きている間はずっと話しかけてくるので母の脳みそは夕飯頃には完全に思考停止状態。
おばあちゃんみたいに「あれよ、あれ。あれだからよ。」と、意味の分からない返事をしては「あれって何が???ねぇ何???」とさらに詰められる始末です。(笑)
また2歳で一度は落ち着いたイヤイヤ期がここに来て再来!😨
こちらも2歳の時はイヤイヤと泣くだけだったのが、今は言葉を加えてガッツリ自己主張とともに対抗してきます。
これが結構辛いんです。
「子供のイヤイヤなんで『はい、は〜い』と聞き流しておけばいいじゃない」と思われると思いますが、やはり人間なので言葉を聞くと脳や気持ちが反応しますし、それがずっとネガティブな言葉だと聞いているこちらまで精神的に負担になりイライラしてくるのです。
また、基本的に子供は構って欲しくてイヤイヤするため返事をしないで放おっておくと悪化するので返事をするのですが、返し方を誤ると負のループにはまるため細心の注意が必要なのですが、これがなかなか面倒くさい、難しい。
母「パジャマに着替えてねー!」
子「いやだぁ〜!」
母「着替えないとご飯食べれないよー?いいの?」
子「ご飯食べないもん!いらない!」
↑はい、着替えもご飯もイヤになっちゃいましたー!😩
こんなやり取りの繰り返しの毎日です。感情的にならないようにと思いつつ、疲れているとキィー!!💢となってしまうこともあります。
ただ、最近は以前よりも少し落ち着いて息子と接することが出来ることが増えたり、息子のイヤイヤに感情を引っ張られないように自分をコントロールすることができることが増えてきました。
なので、今回は私がイヤイヤ期の対応で気をつけていることをまとめてみました。
イヤイヤ期に疲れたお母様方の参考に少しでもなれば幸いです!
①イヤイヤの根本を共感してあげる
わりと定番ですが、いわゆる「子供の気持ちを受け入れましょう」です。
でもこれ少しテクニックが必要で、我が家は最初上手くいかなかったのですが、受け入れ方を変えたら上手くいくことが増えました。
最初はイヤイヤされたら「そうだね、ご飯食べたくないね〜」とか、「もっと遊びたいの?じゃあ遊んでもいいよ?」等と返していたのですが、そうすると逆に「食べたくなくないもん!」や「やだ!遊んでもいいよって言わないで!」と、いわゆる逆ギレをされてしまう始末でした。(笑)
受け入れてるのになんで駄目なんだ???と困惑し、一度は受け入れる方式は息子には合わないんだと思い辞めていたのですが、やり方を変えたら上手くいく機会が増えのです。
ある日の夕方、昼寝もぜずに一日過ごし、疲れ果てた末にお菓子を買いに行きたいとイヤイヤし始めた息子。
さすがに疲れてボロボロになっている息子の姿が不憫に思えて、息子を抱きしめながら「疲れちゃったねぇ。大丈夫?少しギュってしよっか!」 と言って頭をなでました。
すると息子は「疲れた〜!」と大泣きしたものの、数分後には機嫌を取り戻し、お菓子は我慢すると自分から受け入れたのです。
この時に始めて実感として「受け入れる」ということに意味が分かった気がしました。
私はいままで息子の言葉やイヤイヤの行為は受け入れていましたが、そもそも「なぜイヤイヤしているのか?」を理解していなかったのです。
基本的に3歳にもなれば、何が良くて何が駄目なのかはある程度今までの経験から学習して、子供も分かっています。
例えば「今日はお菓子は買わないよ」と言われたら、買っちゃいけない事は分かっているけども買いたい気持ちを上手くまだ抑えれないためイライラしてしまうのです。
なのでイヤイヤし始めたら「お菓子買いたいね」だけでなく、「お菓子買いたいの我慢するの難しいよね。でもこの前も我慢できたもんね。〇〇君なら出来るよ!」という様に、イヤイヤしている根本の気持ちに寄り添う様にするようにしました。
すると、最初はぐずりつつも最終的に聞き入れてくれる事が増えてきました。
おそらく子供ってまだ自分を客観的に見れないため、なんでイヤイヤな気持ちになるのか?どうしたらイヤな気持ちがなくなるのか?が自分でも分からずに苦しんでいる部分が多いんじゃないかなと思います。
少なくともうちの場合はそのようです。
なので、イヤイヤしちゃうけどきっと我慢できるから頑張ろう!という気持ちで、一緒に親子でイヤイヤを乗り越えるような声がけをすると効果的なことが多いように思います。
これはその子の性格や年齢によっても効果があったりなかったりすると思いますが、3歳以後のイヤイヤ期でお困りの方はぜひ試してみて下さい!
②全然違う話に超ハイテンションで切り替える
こちらは上記とは真逆で、イヤイヤを全力でスルーする方法です。(笑)
「お菓子買いたいよぉ〜」とおねだりを始めそうな雰囲気になってきたら、本格的にグズりだす前に「あ!!!今日は保育園で何したの?〇〇ちゃんと遊んだ?」 と全く違う話題に切り替えてお菓子が欲しかった事を忘れさせてしまいましょう!
ポイントは矢継ぎ早に話題を繰り出し、子供の脳内をお菓子以外の事でいっぱいにすることです!
「今日の朝は寒かったね!明日はどうだろうね?もっと寒かったらどうする?」と、イエスやノーではなく具体的な言葉での返事を要する質問を投げるとより効果的!
親子の会話も増えて一石二鳥です👍
③スキンシップをとり甘えさせる
うちの子はイヤイヤしてる時は、駄目の意味は分かるし、お母さんの言っていることも分かるけれども我慢が出来ない自分自身にイライラしてる事や、思い通りにならない状況そのものにフラストレーションを感じている場合がほとんどです。
なのでイヤイヤの内容が何であれ、とりあえずギュッと抱きしめてニコニコしてあげると子供の気持ちが緩んで、リラックスする事が多いです。
興奮している子供に「落ち着きなさい」と言っても無駄ですし、でも落ち着かないと言い聞かせも響かないので、深呼吸の代わりにギュッとすると一旦暴走している気持ちにブレーキをかけることに繋がります。
また、これは子供だけでなく私自身にも効果的です。
子供がイヤイヤしているとどうしても怒りが湧き上がってきますが、抱きしめると自動的に愛情のスイッチが入り、多少おおらかな気持ちになれる気がします。
④諦めてイヤイヤさせる
そもそもイヤイヤ期は自我が目覚めている証拠で、成長の証だとどの育児書にも書いてあります。
なので止めたり否定したりすべきものではなく、むしろ喜ぶべきものなのですよね。
でもどうしても大人の視点から「わがままはいけない。しつけは大事だ。」というプレッシャーを感じてこっちもつい落ち着かせようと必死になってしまいます。
もちろん成長の過程において言い聞かせは大事だと思いますが、イヤイヤしている事そのものは全く悪いことではないので「今、まさにこの瞬間に成長してるんだな〜!」くらいの気持ちで、客観的に子供を遠くから見守るスタンスの時があっても良いように思います。
親だって人間です。イヤイヤされる度に毎回完璧に対応するなんて不可能です!
母親にも休憩は必要ですし、今回はもうギブアップ!なんてことも勿論あるのです。
怪我や他人に迷惑をかけないようだけ気をつければ、たまには自由に気が済むまでイヤイヤする機会を与えてもいいんじゃないかなと思います。
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イヤイヤ期って本当に疲れますよねぇ。。
お子さんによって対応の仕方は色々あると思いますが。何よりも親御さんが心に余裕を持って接することが出来るのがお子さんにも親御さんにも一番かなと思いますので、頑張りすぎずのんびり向き合えればと思います。
そのためにもお母さんがしっかり睡眠をとって、美味しいものを食べて、ちゃんと息抜きをしながら育児をすることがとっても大事です!
世のお母様方、無理せずに自分を労る時間をとりながら一緒にイヤイヤ期を乗り切りましょう♡