ママトレ 〜Mommy Training〜

育児は育自!ママ業、仕事、フィットネス、ダイエットetc... 育児を通して、ママとしての自己トレーニング過程を綴っていきます。

育児は育自!ママトレから得たもの

はじめまして、ママトレです!

 

現在3歳になる長男と0歳5ヶ月になる長女の育児に奮闘中の育休中30代ワーママです。

毎日バタバタと時間に追われながらも母親になったからこそ学べた事、得たものを忘れないように…。そしてこんな私のテキトーな育児方法から得た情報が少しでも誰かの役に立てばと思いこの度ブログをはじめることにしました。

どうぞよろしくお願いします!

 

さて、ブログタイトルにもあるように、育児って本当に最強かつ最高難度の自己トレーニングだなと日々感じています。

 

私は自分で言うのも何ですか、やると決めた目標や夢は必ず達成する、そのための苦労や努力は惜しまないタイプの人間です。子供の頃から気力や根性には自信がありました。💪

1人目の妊娠中も「子育ては大変だと言うけれど、これまでと同じ様に直向きに努力すれば何でも乗り越えられるだろう」と漠然とした自信がありました。世のママ達が皆んな出来てるんだから私にも出来るだろうと…。

 

けど、実際にやってみたら…

 

今までの人生で一番辛かった!!(泣)

なんなら今も辛い!😹

 

何で世の中のママ達はこんなにも大変な事を毎日毎日こなしているんだ?!と、想像もしなかった大変さに心底驚き、誤解を恐れず言うならば絶望感さえ感じた事を今でもはっきり覚えています。

 

今思うと、1人目の子が神経質で全く寝ないうえに常にパワフルな性格だったから余計に疲弊していた部分もあったのかと思いますが、3年経ってようやく慣れてきたので(遅いw)、育児の何がそんなに辛いのか、私が感じた「育児はつらいよ!TOP3」をあげてみたいと思います。

 

①自分のタイミングやペースで物事を進められない

これは王道な育児での悩みだとは思いますが、王道だからこそ、誰もがストレスに感じる部分だと思います。それだけ人間は自分の意思で動けないことにストレスを感じる生き物なのです。

そして何が辛いって、育児は基本的に自分の意思で動けないことの連続ってこと!

つまり常にストレスを感じてるってことです。メンタルヘルス的には最悪の環境ですよね。

 

■子供が寝ないから自分のやりたい作業は疎か、家事すら満足にできない... 

■お昼ごはんを食べようと思ってたのにおむつ替え〜授乳のスパイラルにはまってしまい気がつけばもう午後4時...

■ゆっくりトイレに行きたいのに「おかーさん見て見てー!」「おかーさん出来ないよー!これやってー!」とエンドレスに大声で呼びかけられる...

 

どれも細かいことです。
もしかしたら私の心が狭いだけで、そんな小さなことにストレスを感じることなく子供を最優先するべきなのかもしれませんが、日常的に上記の様な状況にさらされることがとてもストレスでした。(現在進行系ですが。。)

 

 

 ②ほぼ全ての作業がプラスを生み出す為ではなく、マイナスをゼロに戻すための作業

これは仕事と育児(あるいは家事全般)のやりがいの大きな違いだと思います。

仕事では何かを生み出すことや生産性の高さを最も求められますが、育児や家事では生み出すことより環境を一定に保ち管理することを求められます。

それらの作業はゼロからイチを生み出すことよりも、マイナスをゼロに戻す作業がほとんどを占めます。

 

■子供が散らかした部屋の片付け

■吐き戻し、おむつ漏れ、失敗したトイトレの後処理

■食器洗いや洗濯の一連の作業(洗い〜片付け)

 

どれも普通の家事で誰もがこなしていることですが、子供の遊び相手やおしゃべりの相手をしながらや、イヤイヤ期や後追い期の対応をしながらそれらをこなすのは一苦労です。

通常の3倍の時間と労力を費やして上記の作業をこなしても、終わった後に何かが生み出されいるのではなく、ただ最初の状態に戻っただけなので目に見える成果はほぼありません。

もちろん自分自身の中では「これをやった!」という達成感はありますが、他人からみれば特に称賛に値するような分かりやすい成果はありません。

でも本当は上記のような普通の家事を育児と同時進行でこなすことって超絶大変なんですけどね(;´Д`)

 

 

③努力が報われないケースがほとんど

2番と重なる部分がありますが、「えっ!こんなに頑張ったのに!?」ってことの繰り返しです。

 

■一生懸命作ったご飯ほど食べない

 

■片付けた部屋が秒で散らかる

■さっき駄目と言ったことを3秒後にまたやる

(なぜ駄目なのかをゆっくり優しく時間をかけて説明した分だけダメージも倍) 

■「コレってなんで?」と聞かれたので、子供でも分かりやすいように丁寧に説明しているのに、急に全く違う内容の話に切り替えてくる

(ようするに私の説明の内容はほぼ聞いてない)

 

いわゆる「穴掘り拷問」というものですね。

ナチスドイツの収容所で行われていた拷問で、囚人に穴を掘らせ、仕事が終わったと報告を受けたそばから穴を埋めてまた掘らせる・・・を永遠に続けるというものがあるそうです。

「せっかくやったのに・・・」とモチベーションを大きく削がれるこの行為は、肉体的にも精神的にもかなりのダメージを人に与えるものですが、育児って全くもってコレの繰り返しなんですよね。

 

「今やっと着替えさせたのにまた吐いたー⤵」とか、「食べて欲しいと思って2時間かけた煮込んだシチューなのに椅子にすら座らないわ💢」とか、そんなんばっか。

おそらく私は今これが一番ストレスです。

 

〜〜〜〜〜〜〜

 

上記の3つ他にも色々ありますが、特に私が強くストレスを感じるのはこの3つです。

ただ、どれも苦痛ではあるのですが、これらの状況に耐えて乗り越えることで自分自身が大きく人として変わったのをひしひしと感じています。

 

私は昔から自分のやりたい事は全力で頑張ってきたけれども、人の為に何かをするという事をあまり経験してきませんでした。

なので自分の行動は全て自分の為だったし、そこから生み出される結果も勿論全て自分のものだったので常に効率や、生産性を高めよりリターンを得ることを考えながら生きてきました。

やりたくない事はやらない、効率の悪いことは大嫌いでした。

 

でも今は、人は自由が効かない状況の中でこそ磨かれる部分があることに気づけたし、自分がいかに自己中心的な人間で、改善の余地があることを知ることが出来ました。(笑)

人を想って何かをすることの尊さに気づけたこと、自分の欲望をコントロールする力を鍛えることで感情に振り回されない強さを身につけられたことは、人として非常にプラスになっていると感じています。

 

以前は上記のような状況に陥ると、イライラし、タスクを達成できない自分にがっかりし、子育てに対してストレスを感じる自分に罪悪感を常に感じていました。

 

でも今は、良い意味で諦めること、凝り固まった考えを手放すこと、できない自分を受け止めて小さな成果を大切にすることを学び、以前よりものびのびと自分らしく子育てに向き合えるようになったように思います。

 

勿論今でも負のスパイラルにはまりそうになる時はありますが、そんな時に私が一番大事にしているのは『お母さんは家族の太陽』という言葉です。

お母さんが笑っていれば家庭円満とよく言いますが、これは本当にそうだと思います。

 

自分が子供の頃も、母親が風邪を引いたり、落ち込んでいたり、怒っていると、とても不安に感じた記憶があります。お母さんにはいつも笑っていてほしいと子供ながらに感じていたのを鮮明に覚えています。

 

なので、イライラしたり物事がうまく行かなくなった時は、一旦立ち止まり、自分の機嫌を取ることに全力をそそぐようにしています。

やりたくないことはやめる、無理しない、美味しいものを食べる、子供が寝た後にやりたいことを考えるetc。なんでも良いので気持ちをワクワクする方向へ向けるようにすると状況が好転することが多いように感じます。

もう皆さんも実践済みかとは思いますが、まだの方はぜひやってみて下さい!

 

非常に長くなりましたが、皆さんが太陽のように暖かい笑顔で子育に向き合えますように✨